皆さんこんにちは!!!管理人のただの洋服マニアです!!!
最近雨多いです、まじやんなっちゃう。
四季折々が日本のいいところですし
その中の一つとして梅雨も考えたらいいところなのかなって思うんですけど
やっぱり雨嫌いなんですよね
(超絶雨男ですが)
雨が嫌いというか傘を持つのが嫌なんですよ笑
ものすごい邪魔やし、降ってなかったら結局電車とかにおいて忘れるんですよ。
それがものすごいいや笑
なので基本的に雨降っていても傘はさしませんのでずぶ濡れです笑
そんな時にいつも助けてくれるのがBarbour(バブアー)さんです笑
まじありがとう。
ただね、足元がめっちゃ濡れるんですよ。
革靴好きなんで雨でも履きたいんですよ。
なんかいい革靴ないかなぁって。
あるじゃんよ、あんじゃんかよ。
そう「Paraboot(パラブーツ)」だよ!!!
ハンバーグ!!!(なんで)
前回書いたサンダースなんかも樹皮加工が多いので雨には強いのですが今回はまた別の角度からのテーマです!!
前回のサンダースの記事はこちら!!!
↓↓↓↓
https://raymayblog.com/sanders/
というわけで小ネタをぶっ込んで滑ったところで本日のテーマは
「Paraboot(パラブーツ)」です!!
ではいきましょう!!!
・フランス靴の定番、Paraboot(パラブーツ)の歴史と定番!

はいというわけで、毎回のことですが今回もParaboot(パラブーツ)について
歴史やらなんやらまで徹底的に調べ上げていきましょう!!!
ではまずは歴史と現在に至るまでのブランド背景です!!!
Paraboot(パラブーツ)の歴史とブランド背景
始まりは1908年にフランスにてレミー・リシャールポンヴェール氏が小さな工房を開いたのが始まりです。
母国のフランスでは
「大人になったらまずParaboot(パラブーツ)を履け」と言われるほどの革靴ブランドです!
当時レミー・リシャールポンヴェール氏がアメリカに渡り
アメリカの労働階級の人たちが履いている
底がゴム素材の靴に感銘を受けて母国フランスに持ち帰ると
それが大ヒットとなり現在の地位を確立しています!
名前の由来は靴底に使われているラバーソールの素材をブラジルのパラ港から輸入したことから
Paraboot(パラブーツ)という名前がブランドネームになりました。
創業から100年以上たった現在に続くまで一貫してメイドインフランスにこだわり徹底しています!
Paraboot(パラブーツ)の魅力とは??
では次になぜParaboot(パラブーツ)が今もなお愛されているのか支持されているのかについて
魅力を3点に分けて解説です!!
1.リスレザー
まずひとつ目はParaboot(パラブーツ)といえば独特の革を使っている事が有名です。
その名もリスレザー。
これを最初聞いた時に僕は
「へぇ、リスの革使ってんねや。変わってんなぁ(革だけに)」
って思ってました。
もちろんリスの革な訳はなくこのリスレザーフランス語で
スムースレザーのことを指しワックスレザーのことです!
ちなみにオイルドレザーもありワックスレザーとの違いは
オイルドは液体のため蒸発するといずれは撥水性が無くなりますが
ワックスの場合はロウです。
そのため蒸発はしませんし始めこそ硬いですが
人肌でロウが溶け、いい具合になじみます!
そんなリスレザーは防水効果もあり油分を多く含んでいるため
雨に濡れたりなんかしてもシミになりにくい!
これは非常にいい!!
しかもただ雨に強かったりするわけではなく
このリスレザー、めちゃくちゃ綺麗なんです。
別名「フランスの宝石」なんて呼ばれ方をしてます!
2.ラバーソール
続いてはラバーソールです!
靴底のゴム素材のアウトソールのことですね!!
先ほど記載した通りはじめアメリカから技術と知恵を学びフランスに持ち帰った創業者の
レミー・リシャールポンヴェール氏が天然のゴム素材をブラジルのパラ港から輸入した事が
ブランド名の由来ということはお話ししました。
1920年代のヨーロッパはまだレザーソールが当たり前で突如現れたゴム製の底にパニック状態だったのが履いてみると
労働者階級の人や消防隊、郵便係や軍人の人などを中心にすぐに広まっていきました。
今でこそラバーソールといえばビブラムソールが有名ですがビブラム社が発表したのが1937年なので
その約10年も前にラバーソールがくると判断していたと思うとすごいですね笑
そしてこのラバーソールってそれこそビブラム社に作ってもらうとかで自社で生産しているところって
めちゃくちゃ珍しいんです。
というかParaboot(パラブーツ)だけです笑
100年たった今でも自社で生産し一貫して製造されている、これはほんまにすごいことです!
3.ノルヴェイジャン製法
なんやその名前はとなりそうですがこれが結構重要やったりします。
そもそもリスレザーやラバーソールで防御力の高いParaboot(パラブーツ)ですが
その防御力をマックスにしているのがこのノルヴェイジャン製法です。
その名前の通りノルウェーが発祥の地。
北欧の地、寒いでしょ。
雪積もりますやん?
靴に浸水しますやん?
それすら防ぐのがノルヴェイジャン製法です。笑
縫うのが難しくてそもそもこの縫い方でしているところが少ないです。
太い糸で垂直、水平に縫いつけるこの製法は防水性を非常に高めてくれます!
Paraboot(パラブーツ)の定番3選!!
では最後にParaboot(パラブーツ)の定番品を見ていきましょう!!
1.Chamboad(シャンボード)

まずはChamboad(シャンボード)です!
まぁほんとThe Paraboot(パラブーツ)って感じですね。
最近まじでめちゃくちゃ見かけます、1日2、3足は履いてる人見るくらいの勢いです笑
でも本当にそれくらい日本での認知度は高いですし
ビジネスシーンにも履ける上に外回りが多い人でも履きやすい雨に強いってことで
1足持っている方も多いのではないでしょうか!
見た目が他のParaboot(パラブーツ)の靴に比べだいぶすっきりしていてシャープなので
初めてParaboot(パラブーツ)を買う人はシャンボードからはいる人が多いみたいですね!
カジュアルでも履けますし、Paraboot(パラブーツ)の緑のタグがないドレスシャンボードなら
割とどこでも使えるような気がします!
2.Michael(ミカエル)

続いてはMichael(ミカエル)です!
Paraboot(パラブーツ)の中で人気といえばChamboad(シャンボード)とMichael(ミカエル)が
特に人気のモデルじゃないかなと思います!!
他のブランドではあまり見ない独特の形をしていて
いい意味で革靴らしくないフォルムで大変人気のモデルです!!
ただ紐を通すところがChamboad(シャンボード)始め普通の革靴に比べて少ないので
足の幅にだいぶゆとりがあり締めることもできないのでサイズ感は少し難しいのがちょっと難点です。
サイズはいつもの革靴のサイズのハーフサイズ下げて履く人も多いみたいです!!
3.Avignon (アヴィニョン)

最後はAvignon (アヴィニョン)です!
こちらは意外と日本では知名度が低く、ただ本国のフランスではこちらのモデルが
一番人気のモデルになります!!
Chamboad(シャンボード)によく似たデザインではありますが
爪先を見ていただくとわかります!
Chamboad(シャンボード)は爪先がUの字に対しAvignon (アヴィニョン)は爪先のUの字の先に1本線が入っています。
これをスプリットトゥと言いますがChamboad(シャンボード)よりドレッシーです!
・まとめ
いかがでしたでしょうか??フランス靴の定番、Paraboot(パラブーツ)の歴史と定番!
最近街でよく見かけるParaboot(パラブーツ)
カジュアルスタイルもドレスでも使いやすいParaboot(パラブーツ)
革靴デビューされる方はここから入るのもいいかもですね!!
では今回はこんなところで失礼します!!
また次回の記事でお会いしましょう!!
See you next time!!!