スーツはサイズ感が命!現役オーダースーツ屋が語るスーツのサイズ感!

みなさんこんばんは!!
管理人のただの洋服マニアです!!

ブログ訪問ありがとうございます!

今回のテーマは『スーツのサイズ感』
です!!

おこがましいようですが
私かれこれ学生の頃からオーダースーツ屋でバイトさせて頂いてました。

一般よりかはスーツについては詳しい方だとは思っています笑

さて本題ですが、私はスーツほどサイズ感にこだわるべき洋服はないと思っています!!

なぜかと言うとスーツとは皆さん
知っての通りビジネスの場であったり
少しお堅い場所で着用する機会が多いと
思います。

ジャケットにしても普段着で着る人の方が
少ないかと思います。

そのためどうしても柄やデザインが少し抑えめなものが多いです。

成人式やパーティなどで着用するものは例外も多いですが笑

そこでどのポイントでスーツのおしゃれさが判断されるのかというと、、、、

そう!スーツのサイズ感です!!

もちろんデザインやシャツとネクタイとの合わせ方、革靴との相性様々ありますがパッと見た時の視覚効果はやはり絶大です。

心理学では視覚からの印象は7割ほどだと言われています。これだけでも人生において見た目を気にすることは少なからず大切だと言えますね!!

少し話が脱線しましたが、簡単に言えばスーツはいじれるところが少ないからサイジングに気を使うことが大事ということです笑

では具体的にはどこを見ていけばいいのか説明していきます!!

ちなみにスーツに合う革靴の記事もありますので是非ご覧ください!
スーツに合う革靴の記事はこちらから!

さらにスーツに関しての記事もありますので是非!

結婚式で実はNGなスーツのポイントの記事はこちらから!

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正しいスーツのサイズ感とは??

https://asm.asahi.com/article/13679094

ジャケット編

https://asm.asahi.com/article/13679094

1.肩幅

まずは肩幅です。ここがあっていないと
基本的にはもう話になりません!

ここは何がなんでもジャストサイズを選びましょう!

近年、モード系ファッションでビッグシルエットのセットアップが流行っていますがあくまでもビジネス用スーツとしっかり割り切りましょう。

・サイズが合っていない例だと小さすぎる場合

肩幅にスーツが合っていなくて肩に生地が引っ張られてできるこの横じわをツキジワと呼びますが、これは体に対してスーツが合っていません。

大きい場合は逆に肩からスーツが落ちてしまいます。

肩幅はスーツの印象を大きく左右するポイントなのでしっかり体にフィットしたものを選びましょう!!


2.胸囲

次に胸囲です。

近年、体にタイトフィットするサイジングが流行っていましたが実は今現在はそのブームは終わりました!

最近はサイズがゆったりしたサイジングに変わってきています!!

ゆったりと言ってもダボダボではありません
ほとよくゆとりを持ったサイズ感です!

なので少し前まではやっていたような
着丈が短く、全体的に細身のスーツは時代遅れと言われかねません、、、

ではどれくらいのサイズ感がいいのかと言いますと、ボタンを止めた際に胸に手のひらがスッと入るくらいのゆとりがあればジャストサイズです!

同時にボタンを止めた状態でボタンをかけているところの近くに横じわが入りすぎているのもサイズが合っているとは言えないので
要注意です!!!


3.袖丈

意外と気にされないところであり
意外と重要なポイントです。

基本的には親指の先から袖の先までが9~11cmが綺麗な長さと言われていますが、私個人的には12cmまでは許容範囲だと思っています!

これ以上短かったり、長かったりすると
すごく腕が短く見えたり逆に子供にスーツを着せたように長くなったりするのでご注意ください!

数値云々も大事ですがもう1つ大事なのはシャツの長さに合っているかということです。

シャツがスーツの袖先から1.3cm見えているのが一番綺麗に見える数値です!

ちなみに、袖や裾の全周の太さにも基準が
あって、自分の腕の全周+7.5cmと言われていますので参考までに!!


4.着丈

ジャケット最後は着丈です。

先ほど申し上げたとおりですが
最近は短すぎる着丈は少し時代遅れ感が出てきています、、

なので理想の長さはスーツの全体の一番上から下までの長さ÷2の長さが着丈の一番きれいな長さと言われています!

ただ着丈は身長や足の長さ全身の細さが関係してくるポイントでもあるので、その方々で変わるポイントですのであくまで目安としてご理解ください!


パンツ編

https://ciao-bruno.com/journal/news/8480/

1.裾丈

裾はシルエットにおいて一番印象を与える
部分と言っても過言ではないかもしれません。

裾にもシングル仕上げやダブル仕上げ
最近はあまり見ませんがモーニング仕上げなんかもあります。

基本的にはシングル仕上げが一般的でどんな場面でも使えます。

ダブルは昔イギリス人が雨の多いイギリスで裾が雨で濡れないようにロールアップしたのが始まりと言われていてクラシックな印象を与えます!

ただ少しカジュアルな印象を持たれる場合もありので気を付けましょう!

シングル仕上げにする場合はワンクッションと言って足の甲にしっかりかかるくらいの長さがおすすめです!

ダブルの場合はしっかり長さをとってしますと足元が重い印象になる、野暮ったくなるので少し短めのノークッションが
おすすめです!

ただ、短すぎて靴下が見えてくるのはビジネス的にはNGなので気を付けましょう!!


2.ウエスト

ウエストはそこまで説明する必要はないかと思いますが、ウエストの実寸+1cmくらいの目安で十分かと思います。

ズボンと自分の体の間に指1本分くらい入る余裕があればベストです!!

定義としてはベルトをしていない状態でもズボンが落ちないくらいであれば
問題ないです!


3.もも周り

最後にももまわりです。

もも周りというかもも裏のワタリという部分からヒップ、裾幅にかけてです。

ここでも細くしすぎると生地が引っ張られ、生地の伸びた分戻ろうとする
『キックバック』という機能がだんだん弱くなってしまいます。。

結果的に最終的には生地が耐えられず破れてしまいます。

写真のようにヒップもピチピチすぎると
お尻のラインがくっきりで過ぎてしまうために逆にヒップが大きく見えてしまいます。

さらに無理して履いているため横じわがかなり見えています。

これは根本的にサイズが合っていません。

目安はもも裏の生地が親指と人差し指でひとつまみ出来るくらいのゆとりは少なくとも
欲しいです!

それくらいあれば割と激しく動いてもそう簡単には破けたりはしません。

なのでパンツはウエストで合わそうとするのではなく最初にもも裏だったり
ヒップのゆとりを見てからウエストを
合わした方が長く使えますし、シルエットも綺麗に見えます!

スラックスのウエストは基本的に±5cmくらいまで出せるようになっていますので
後回しで大丈夫です!


まとめ

いかがでしたでしょうか!?
スーツのサイズ感!

細々したことをつらつら書きましたが
あくまで目安で好みもあるので
1番は自分のサイズ感を知ることだと思います!

正しいサイズ感で着ればスーツは誰がみても
かっこいい服になるのでサイズだけは
気を付けましょう!

ちなみにスーツに合う革靴の記事もありますので是非ご覧ください!
スーツに合う革靴の記事はこちらから!

さらにスーツに関しての記事もありますので是非!

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では今回はこの辺で失礼します!
また次回の記事でお会いしましょう!
See you next time!!!